ワキガ や多汗症の治療方法は?
病院を探す際に、まず最初に「自分が行いたいワキガ や多汗症の治療方法は何か」そして、「その治療法を行なっている病院や医師はどこか」を考えました。
ワキガ の治療で主に行われている方法は主に以下の5つです。
- ボトックス注射
- ミラドライ
- 吸引法(手術)
- シェーバー法(手術)
- 剪除法(手術)
ボトックス注射
- 治療名
ボトックス注射 - 治療方法
注射 - 金額(両脇)
約5~10万円 - 保険適用
なし - 入院の必要
なし - 治療時間
10分 - ダウンタイム
短い - 通院
なし - 傷跡
なし - 脱毛
なし - 再発の可能性
あり - 総合評価
治療費が安く、ダウンタイムもほとんどないため、気軽に匂いや汗を止めたい人におすすめ。効果の持続は数か月から長くて半年。ワキガ ではなくても、春から夏にかけての汗ばむ時期に汗を止めたい人にも最適。何度もボトックスを打っていると耐性が出てきてしまうことやボトックスが切れたら必ず再発することがデメリット。
ミラドライ
- 治療名
ミラドライ - 治療方法
マイクロ波の照射 - 金額(両脇)
約30万~50万円 - 保険適用
なし - 入院の必要
なし - 治療時間
1時間 - ダウンタイム
短い - 通院
なし - 傷跡
稀にあり - 脱毛
ほとんどなし - 再発の可能性
あり - 総合評価
治療直後から臭いのなさを実感できる治療法。手術のように切開するわけではないため、切開の傷跡ができない。稀に機械の熱で皮膚がただれたり傷跡ができる場合がある。再発の可能性はあるが、抜糸や腕が動かしにくいなどのダウンタイムをとる時間がなく、気軽に臭いを無くしたい人におすすめ。
吸引法
- 治療名
吸引法 - 治療方法
手術 - 金額(両脇)
約50〜100万円 - 保険適用
なし - 入院の必要
なし - 治療時間
30分 - ダウンタイム
長い - 通院
あり - 傷跡
脇の皺に沿って1cm程度あり - 脱毛
ほとんどなし - 再発の可能性
あり - 総合評価
カニューレという細い器具を脇に入れて、臭いの元であるアポクリン腺を除去する治療法。器具を入れる切開傷だけのため、剪除法よりも傷跡は小さい。脇の皮膚内を直接見ながら除去するわけではないため、取り残しが多い。ほとんどの場合で再発する。傷跡は作りたくないが、ボトックス注射よりは効果を求めている人におすすめ。
シェーバー法
- 治療名
シェーバー法 - 治療方法
手術 - 金額(両脇)
約50〜100万円 - 保険適用
なし - 入院の必要
なし - 治療時間
30分 - ダウンタイム
長い - 通院
あり - 傷跡
1cm程度の傷穴が複数あり - 脱毛
ほとんどなし - 再発の可能性
あり - 総合評価
汗腺組織を除去するための器具を使う治療法。器具が高速で動くため、手術時間が短い。脇の皮膚内を直接見ながら除去するわけではないため、取り残しが多く再発する可能性が高い。剪除法よりは劣るが、手術時間を短く済ませたい人におすすめ。
剪除法
- 治療名
剪除法/直視下摘除法/皮弁法 - 治療方法
手術 - 金額(両脇)
保険診療:約10万円(生命保険会社や共済組合の高額療養費制度を利用すると手術給付金が支払われる)
自費診療:約50〜100万円 - 保険適用
あり - 入院の必要
なし - 治療時間
2時間 - ダウンタイム
長い - 通院
あり - 傷跡
脇の皺に沿って2〜3cm程度あり - 脱毛
あり - 再発の可能性
ほとんどなし - 総合評価
唯一の保険治療。医師が脇の皮膚を切開して裏返し、臭いや汗の元であるアポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺、毛根を実際に目で確認しながら切除する治療法。傷跡はあまり目立たないが、まれに皮膚がひきつったり傷跡が残る。ケロイド体質の人はリザベンを服用することで傷の治りをよくできる。他の4つの治療を行なって再発した人が最終的にこの治療法を選ぶ場合が多い。傷は多少できるが、顔や手のように常に見える場所ではないので、傷跡を気にしない人やお金をかけずに確実に治したい人におすすめ。
ワキガ や多汗症の治療方法の違い
大まかに言うと、「お手頃な価格で簡単に汗を止めたい、汗を止めることで臭いを消したい」と言う方はボトックス注射がおすすめ!
「脇という目立たないところとはいえ、切開の傷跡はできるけれど、臭いや汗を確実に抑えて根本治療をしたい!あわよくば保険で安く治療したい!」という方には剪除法が良いでしょう!
私は再発してまた治療するよりは、確実に臭いや汗をなくしたかったので剪除法を選択しました。その他にも理由がありますが、それはまた下に記載します。

ワキガの病院や医師の探し方・選び方
ワキガ手術を受けるためにどのような点に注意したかをお伝えいたします!
自分自身の体質や経験からこういう医師がいいなという漠然なイメージはありました。
人によって傷をきれいにしたいのか、それとも安くて早い治療がいいのかなど大事にしたいポイントは違います。
一例として参考にしてください。
ワキガは形成外科が専門の医師に手術してもらう!
脇の手術を受ける前に、学生の頃から何度かホクロやシミのレーザー除去治療とくりぬき手術をしたことがありました。最初はレーザーで取ったのですが、何度も再発してしまい、最終的には切除手術を皮膚科でしました。
切開して取ったのでそれからは再発していません。しかし、口の近くにあるほくろを取ったときにはドッグイヤーという傷跡が残ってしまいました。
ドッグイヤーというのは、切開線の中程はまっすぐな線なのですが、両端が盛り上がってしまう症状です。Googleで画像検索したら出てくるのでよかったら調べてみてください。
ドッグイヤーは筋肉をよく動かす場所にできやすいそうです。口元はご飯を食べたり話をしたりと何かと筋肉を使います。そのことが原因で、ほくろに限らず口元の切開手術ではドッグイヤーができやすいとのことです。
顔のほくろを取った後に別の形成外科で足の脛にあるほくろも切開手術した経験があります。そのときの傷は全く見えないほど薄くなっています。また、そこの形成外科では「ジェネシス」という傷跡修正によく使われているレーザーを勧められて一時期通っていました。
この経験から思ったことは、「切開する手術をするときは皮膚科ではなく、形成外科を専門とする先生にお願いしよう!」でした。
ワキガの手術症例が多い経験豊富な医師
手術症例が多いかどうかも先生や病院を選ぶときにかなり重要視していました。人によって症状の度合いも違いますし、体質や性別、年齢、皮膚の厚さ、傷跡になりやすい・なりにくいなど様々です。同じ手術でもたくさん手術をしていれば、手術の進め方や、手術後のダウンタイムをどのように過ごせばきれいに治りやすいかの情報を先生が持っていると思いました。
先生の知見があるかどうかはネットやTwitterでかなり調べた記憶があります。私が調べていた時期には都内でワキガの手術として有名なところが3医院ほどありました。
どこも大手のきれいな美容外科のようなところではなくて、わりと地味めな個人医院です。その3医院から絞るのが最初は難しかったのですが、色々な経過ブログやTwitterを参考に剪除法をしている先生がいる病院に決めました。
また、どのような治療においても、一つの病院の中で複数の医師がいる場合はどの医師に手術してもらうかによって手術結果が変わってくると思います。私が決めた病院はその病院に先生は一人しかいなかったので、その点は安心でした。
そういった意味でも、「有名な病院だからここにしよう!」ではなく、どの手術方法をやっていて、どれくらい経験が豊富な医師に手術してもらえるかをぜひ調べてみてください!
追加オプションを勧めない病院
女性だとあるあるなのですが、エステや美容外科へ行くと、別の部位の施術も勧められたり、治療のアップグレード版を勧められることがよくあります。
このようなことがないように、HPであまりにも高額な金額を提示している病院はまず候補から除いていました。私が最終的に決めた病院のH Pでは保険治療ができるという言葉が書かれていて、そこに大きく惹かれたのを覚えています。
保険治療ができる病気なのに、再発の可能性が高い治療を高額で行なっている病院にはあまり信用がありません。
正直にいうと、この点は私が手術をした病院は少しグレーでした。初めて診察をした際に治療費がどれくらいかを伝えられたのですが、HPに記載されている金額よりも1~2万円ほど高かった記憶があります。
少しモヤモヤしたことは事実です。しかし、後述しますが、その時の診察でデメリットなども丁寧に教えてくださったので最終的にはこの病院に決めました。
皆さんも、オプションを勧められたり、やたら金額が高い病院には気をつけてください!
ワキガ手術のデメリットを教えてくれる医師
良いことばかりをいうのではなく、リスクやデメリットをきちんと教えてくれるかどうかもポイント高いですよね。あまりにも綺麗事ばかり並べられると逆に不安になってしまいます。
私が治療を受けた病院では、まず電話で手術をしたい旨を伝え、手術日よりも前に診察と血液検査がありました。
その最初の診察日の時に今までの症例を写真で見せてくださいました。きれいに治っているものだけでなく、傷跡が残った人の写真も見せてくれたのですが、そのことが先生への信頼につながりました。
ワキガ手術のアフターフォロー
手術までは丁寧にみてくれても、そのあとは放置されたら嫌ですよね。私の場合は傷跡が治りにくかったらしく、本来の抜糸日には糸を取らず、もう少し皮膚がくっついてから抜糸しましょうと先生が提案してくださり、その流れになりました。一人一人の体質や傷を見て対処してくださる先生で、本当によかったです!
私はケロイド体質だったために、手術後に傷跡が盛り上がってしまいました。経過観察で通院した時に、先生がその場で気がついて、すぐに盛り上がった箇所を取り除いてくださいました。そして傷跡の盛り上がりを抑えるための薬も処方してくださいました。
今ではすっかりきれいになっていますし、対処法をよく知っている先生にお任せできてよかったなと思いました。手術後の過ごし方についてもどれくらいまでなら動かして良いかを細かく教えてくれました。やはり、その手術の経験値が高いプロの先生にお任せできるかは大事なポイントだと思います。
ワキガ•多汗症手術の病院や医師の選び方まとめ
病院や医師を選ぶのって難しいですよね。それはワキガや多汗症の手術だけでなく、普段風邪をひいた時の病院選びでも同じだと思います。
しかし、もし手術するとなると、ダウンタイムもありますし、お金も安くありません。高額請求をしてくる病院や経験値の低い医者に執刀されないように、ぜひご自身で色々調べて病院や医師を選んでください。
私が病院や医師を選んだ時のポイントは上に挙げた内容ですが、人それぞれ選ぶ基準は異なります。簡単に決めるのではなく、じっくりと時間をかけてよく調べてください!
このブログを読んでくださっている方は、これから手術をしようとしている方が多いかと思います。私の選び方がどなたかの参考になったら嬉しいです!